アウトレット探訪、三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島



こんにちは、SC-CC代表の上田です。

先日、三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島に行ってきました。

20140811

 

三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島は、

三重県の長島町にある、三井不動産系のアウトレットです。

先月増床した同じ三井アウトレットパークの木更津に抜かれるまで、

国内最多の店舗数を誇っていました。

木更津に抜かれた今も、十分に店舗数は多いですけれど。

 

日本国内のアウトレットは、

三井不動産系の三井アウトレットパーク(通称MOP)と、

三菱地所と外資の合併会社が運営するプレミアムアウトレットが2大勢力ですが、

MOPの特徴は、比較的都心近郊に立地していることです。

ジャズドリーム長島も名古屋からのアクセスがいいですね。

対照的に、プレミアムアウトレットは土地の安い郊外の高速IC側に立地していることが特徴です。

 

三井不動産系のアウトレットは、以前は館ごとのコンセプトを明確にして、

横浜ベイサイドマリーナ、ガーデンウォーク幕張、ジャズドリーム長島など独自の名称となっていました。

三井アウトレットパークという名称に統一されると同時に館の名称から個性が消えてしまいましたが、

ジャズドリーム長島は、その面影を名称に残していますね。

 

ジャズドリーム長島のコンセプトは、その名の通りジャズ。

ジャズの都、ニューオーリンズをイメージした施設装飾となっています。

三井アウトレットパークに統一されてからオープンした施設は、

あまり個性のない、どちらかというと無機質な施設装飾となっていますが、

ジャズドリームやベイサイドマリーナなどは、個性があって楽しめます。

 

さらに、三井アウトレットパークの特徴としては、

複数階の構造となっており、回遊がしやすいことが挙げられます。

プレミアムアウトレットは、郊外の広大な敷地を活かしてワンフロア構造を基本としているのと対照的です。

三井アウトレットパークも最新の木更津はワンフロアとなっているので、

これからはワンフロア構造としていくのかもしれませんね。

 

販促は、

アウトレットの場合、広域からの集客が基本となるため、

SCほどは積極的に行われていませんが、

夏メニューを企画するなど、細かな販売促進活動もそれなりに実施しているようです。

 

5年程前に加熱したアウトレットブームも一服している感じはありますが、

これからアウトレットがどのように進化していくのか、

興味深く見つめていきたいと思います。

 

 

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