SC探訪、東急プラザ銀座



こんにちは、SC-CC代表の上田です。

先日、東急プラザ銀座に行ってきました。

20160411

 

東急プラザ銀座は、

この春2016年3月31日に、

銀座の数寄屋橋交差点に誕生したショッピングセンターです。

昔はこの場所に数寄屋橋阪急がありました。

懐かしいですね。

 

 

建物の外観は特徴的なデザインとなっています。

日本の伝統工芸である江戸切子をモチーフにしているそうです。

それにちなんで、館内のスペースも

6階にあるラウンジは「キリコラウンジ」、

屋上にあるテラスは「キリコテラス」と名付けられています。

全面ガラス張りなので、

どちらからも銀座の街並みを優雅に眺めることができますね。

 

銀座という土地柄、

エンポリオアルマーニ、バリーなどのラグジュアリーブランドも

リーシングされていますが、

テナントの大きな特徴は、

ヒカリエで培ったノウハウと使って東急百貨店が運営する「HINKA RINKA」という

雑貨やファッションなど様々なライフスタイルグッズを集めたセレクトショップと、

東急ハンズの日本のカルチャー発信をテーマにした新業態「ハンズエキスポ」です。

ハンズエキスポは外国人観光客を狙っている感じの内容ですね。

そしてまさに外国人観光客をターゲットとした免税店フロアが

8階と9階にあるというのも大きな特徴となっています。

 

販促は、

都心型施設なので、

6階にある吹き抜けで天井高も高くイベントスペースにもなるキリコラウンジを使った

アート系のイベントなどが中心となるのでしょう。

訪問した時は、アート作品の展示イベントを行っていました。

 

あと、

ポイントカードのシステムを導入していますね。

少し前までは、

ポイントカードといえば郊外型SCのツールで、

都心型SCでの導入はありませんでしたが、

三井不動産系の都心型SCが昨年あたりからポイントカードを導入し始めて、

その流れもあり東急プラザ銀座でもポイントカードが導入されたのでしょうか。

ポイントカードは他の東急プラザと共通で使えるものとなっています。

 

爆買い、といったキーワードで

外国人観光客の消費が注目されてしばらく経ちますが、

外国人観光客の需要を前提としたSCがオープンする時代になったんですね。

 

 

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