SC探訪、南町田グランベリーパーク



こんにちは、SC-CC代表の上田です。

先日、2019年11月13日にグランドオープンしたばかりの南町田グランベリーパークに行ってきました。

オープンの翌週だったので、平日にも関わらず多くの人でにぎわっていましたよ。

 

南町田グランベリーパークは、

以前このブログ記事でも紹介したことがあるグランベリーモールが2017年に閉館し、

その後に、完全リニューアルされて開業したアウトレットモールです。

東急系の施設で、東急の駅に直結しているショッピングセンターですが、

駅の名前を南町田から南町田グランベリーパークに変え、駅舎もリニューアルさせるなど、

東急も相当力を入れてきているようですね。

 

グランベリーモール時代は、

通路が広く、店舗数も約100店と、のんびりした感じのアウトレット―モールでしたが、

南町田グランベリーパークになって敷地面積はほとんど変わりませんが延床面積が大幅に増え、

店舗数も全241店と大幅に増えています。

本日現在ではまだオープンしていませんが、

12月14日にスヌーピーミュージアムもできるそうです。

 

南町田グランベリーパークをアウトレットモールと書きましたが、

アウトレット以外の店舗が多く入っているのも施設の特徴です。

以前のグランベリーモール時代も駅に近いエリアには、

スーパーや日用品を扱うテナントが入っていましたが、

今回オープンした南町田グランベリーパークは、

施設の中央部分にギャザリングマーケットという食物販のエリアを設けています。

肉、魚、野菜の生鮮産品をはじめ、洋菓子や和菓子などのテナントも入っています。

ルーラル立地ではなく郊外立地なので周辺住民の利用を考えて食物販テナントが多いのだとは思いますが、

EC化が進む中、

アウトレットも「食」の比率を高めなければいけない時代になってきたとも言えますね。

 

以前のグランベリーモールにも大型のモンベルが入っていましたが、

今回も大型のモンベルがあり、ロッククライミング体験やカヌー体験ができるようになっていました。

また、ファミリー向けのフードコートには小上がりがあり、

そしてフードコートエリアの中に博品館トイズコンセプトというおもちゃ売り場がありました。

クロスセルを促進する面白いテナントミックスですね。

 

販促は、

アウトレットなので、そんなに積極的に実施しているようには見受けられませんでしたが、

施設の敷地の隣に公園があり、その公園を活用しながらのアウトドアイベントなどが行われています。

東急の施設だけにTOKYU CARDの入会ブースを出して、積極的に加入促進はしていました。

 

アウトレットと日常使いテナントのミックスがさらに進化した南町田グランベリーパーク。

オープン景気後にどのような利用をされるのかが楽しみですね。

 

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