SC探訪、イオンモール幕張新都心



こんにちは、SC-CC代表の上田です。

先日、イオンモール幕張新都心に行ってきました。

20150316

 

イオンモール幕張新都心は、

千葉県の海浜幕張駅から徒歩17分の場所にあります。

さまざまな展示会やイベントが行われる幕張メッセを過ぎると、巨大なモールが出現します。

開業は2013年12月。

店舗面積が96,000㎡と、イオンレイクタウン、ららぽーとTOKYO-BAYに次いで国内で三番目となっています。

 

イオンモール幕張新都心は、

海浜幕張駅に近く最も大きなモールの「GRAND MALL」、

ペットショップが充実している「PET MALL」、

キッズテナントや子供の体験施設などもある「FAMILY MALL」、

スポーツと家電の「ACTIVE MALL」の、4つのモールで形成されています。

テーマごとに充実したテナントラインアップとなっていますが、

4つのモールは直線的に結ばれているため、

回遊性は非常に悪くなっているのが難点と言えば難点ですね。

 

テナントの最大の特徴は、

館として「コト」消費を大々的に館のポリシーとしてかかげており、

体験型のテナントが数多くリーシングされていることです。

子供が職業体験をできる「カンドゥー」、

戦隊モノなどの体験型エンタテインメントミュージアムである「東映ヒーローワールド」、

お笑い芸人のライブを行っている「よしもと幕張イオンモール劇場」などがあります。

大規模な体験型施設が複数あるショッピングセンターは珍しく、一日中楽しめそうですね。

 

販促は、

週末イベントが中心のように見受けられます。

毎週何らかのイベントを展開しているようですが、

きめ細やかなMD提案などはあまり実施されていないようです。

規模の優位性で集客することにかなり重点を置いているということでしょうか。

 

いろいろな取り組みが行われているイオンモール幕張新都心ですが、

さらに魅力的なショッピングセンターにしていくこと可能だと思います。

それは、販促展開によるさらなる「コト」の追求です。

単に体験型テナントをリーシングするだけではなく、

館として「コト」を提案する、

「モノ」と「モノ」を組み合わせて新たな「コト」として新たなスタイルを提案していく、

といった販促の取り組みを積極的に実施することによって、

他SCにはない魅力をさらに際立たせていくことができるのではないでしょうか。

 

 

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