こんにちは、SC-CC代表の上田です。
先日、la kagu(ラカグ)に行ってきました。
ラカグは、
神楽坂にある新潮社の倉庫をリノベーションして出来た、新スタイルの商業施設です。
元の倉庫を上手く生かしつつ、スタイリッシュに生まれ変わらせたのは
隅研吾建築都市設計事務所だそうです。
施設の運営はサザビーリーグ。
アフタヌーンティーを手がけ、スターバックスを日本に根付かせ、
ロンハーマンやフライングタイガーコペンハーゲンも展開する、
目利きの優れた会社です。
中に入ると、
キュレーションストアというコンセプトを掲げているだけあって、
雑貨、インテリア、ファッションなどおしゃれなグッズがセレクトされています。
カフェも設置されておりスタイリッシュな時間を楽しむことができます。
柴門ふみさんや北方謙三さんなどの人気作家や、
中村獅童さんや一青窈さんなど有名人のトークイベントも毎週頻繁に行われており、
情報発信基地としての魅力も満載です。
特徴的なのは、
新潮社の関連施設だけあって、本をベースにした提案があることです。
10人の著名人が10冊ずつお気に入りの本を選んでいるコーナーなどがあります。
本を活用して、モノとコトをつなげる提案をしているのは、
カルチャーコンビニエンスクラブの湘南T-SITEにも通ずるところがありますね。
ただ、
もっと本を活用したストーリー性を強調して、
魅力的なモノをもっと魅力的に提案するなどの工夫があれば良いのではないかと感じられます。
今でも充分に魅力的な施設ですが、今後はそのあたりの深みを追求できるといいですね。
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