こんにちは、SC-CC代表の上田です。
先日、ルミネ新宿店に行ってきました。
少し前に同じJR東日本系のSCであるアトレ恵比寿に行ってきたので、
次はルミネです。
ルミネはJR東日本の旗艦SCブランドで、新宿店はその旗艦店となります。
日本最大かつ世界最大の乗降客数を誇る新宿駅上に立地しているため、
いつ来ても非常に活気がありますね。
でも、
ルミネに活気があるのは立地が良いからだけではありません。
JR系の駅ビルが合併してルミネが誕生したのは1991年。
それから2000年ころまで売上は右肩下がりで減り続けていたそうです。
理由は、駅利用者すべてがターゲットといった風に
ターゲットやコンセプトを絞り込まずに運営していたこと。
それではダメだと、ターゲットをヤングに絞り込み
全ての戦略をそこに集中しだしてから売り上げが右肩上がりに推移し、
現在の活気が生まれたとのことです。
テナント構成の特徴は、
伊勢丹のコスメ新業態であるイセンタンミラーの1号店や、
ニューヨーク朝食の女王と言われるサラベスの日本1号店が出店するなど、
話題のテナントが入っていること。
販促は、
やはりルミネカードでしょう。
常時5%オフ、キャンペーン期間中は10%オフになる
ハウスクレジットカードの入会促進による
顧客囲い込みが中心となっているように見受けられます。
カード入会の誘い文句は、本も5%オフ。
どこのショッピングセンターでも出店テナントが似通って、
SCの同質化が進んでいる現在、
どこで買っても同じなら5%オフのところで、
といった消費者意識は益々進んでいくのかもしれませんね。
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